十分な採光を意識すること

注文住宅を建てるうえで注意しなければならないことの一つに、いかにして暮らしやすい間取りを実現するかという点があります。暮らしやすさの定義は人によって異なるため、この問題の解決策は必ずしも一つだけではありませんが、あえてポイントを挙げるとすると、十分な採光が確保できる間取りになっているかどうかが重要であると言えるでしょう。もっとも、いくら採光が大事だといっても、必要以上に光が入り込みすぎてしまうと、室内にいてまぶしさを感じてしまうかもしれません。そうなってしまうと、かえってストレスになる恐れがあるため、採光のバランスにも十分な配慮が必要です。建物の位置や周囲の環境を把握した上で、太陽がどこに来ても室内が適度な明るさを保てるような間取りを実現するというのが理想です。

風の通り道を確保すること

採光とともに重要になってくるのが、風の通り道です。風の通り道が十分に確保できていない間取りにしてしまうと、室内によどんだ空気が滞留してしまうため、快適に暮らしにくくなってしまいます。また、湿気が溜まりやすくなるので、カビが発生するリスクも高まります。そのような事態を引き起こさないようにするためにも、東西や南北に風が抜けることができるような間取りにするというのが注文住宅を建てるうえでは大事なポイントになってくるのです。ただし、風の通り道を確保しようとするあまりに無駄なスペースができてしまっては本末転倒です。必要以上に廊下を広く取ったりしないように注意しましょう。

神奈川の注文住宅の相場は土地購入ありの場合、坪単価は約80万円程です。一方土地購入なしの場合は約95万円と若干高くなっています。

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